韓国未解決事件として有名な通称「カエル少年失踪事件」(1991年)の情報提供者が今夏現れ、韓国内で話題になりました。

今年はさすがに信憑性のある証言だけをテレビ取材班が厳選した印象です。解決に近づいたわけではありませんが、今まで公に出てきていなかった情報含めまとめました。

前回この事件書いたとき「こまけー」みたいなこと言われたので、今回ざっくりスッキリまとめました。

新情報(1)今年6月ネットコミュニティに事件凶器について書き込み登場

2022年6月1日、インターネットコミュニティにて「カエル少年事件の凶器について思いあたる道具を知ってます」という文章が書きこまれました。

書き込まれたコミュニティサイト↑

その道具とはバーニアキャリパス、別名ノギスと呼ばれる道具です。

事件発生のワリョン山近くにそのノギスを授業で使う高校があるそうです。工業高校でしょうか。

テレビ局取材班が実証、ノギスのクチバシを閉じた状態で突くとX形状の痕になります。

(画像: 韓国MBCテレビ PD수칩より)
X形の鈍器痕の道具が判明

そんなわけで頭蓋骨に残る傷の内不明だった形が一致しました。

新情報(2)信憑性ある軍訓練生目撃情報。

テレビ局を訪ねた情報提供者が事件当日目撃した内容を先日の番組内で語りました。警察の捜査チームにもすでに話した内容だそうです。

その内容をざっくり説明すると、

その目撃者は事件当時軍の訓練生をしており、事件当日たまたまワリョン山へ行くと、なぜか(キムチを漬ける用の)大きな桶があり、

「なんでこんな物がここにあるのか?」と蓋を開けてみると、子供用カバンやベルトが入っていて、翌日また山中に入ると少し桶が移動しており、また開けてみると頭部らしき物が包帯を巻かれ入っていた、という内容でした。

後でその桶から近いところで遺骨発見され驚いたそうです。

この情報提供は信憑性の高いものであるそうです。

今年出てきた話: 容疑者線上にいるけど捜査ができない人物が存在

野外訓練の教官で捜査の容疑者線上にいる軍の関係者がいるそうです。事件当日、射撃も訓練もないのに出勤してた教官が存在、目撃情報もありますが、調査できない状態が続いているそうです。

事件当日赤い帽子をかぶっていた軍人が子供たちといるところを目撃された。

今年再確認した内容: 誤射説は日本人が作ったんじゃないか説

2002年遺骨発見後の記者会見で法医学の先生が「まるで銃で打ち抜いたような穴に見えますが、銃弾によって生じたものではありません」と説明している昔の映像が番組内で紹介されました。

映像の中では理由も説明された。

つまり韓国では昔から誤射説がなかった可能性があり、日本人か中国人が誤射説を作った可能性があります。(中国人You Tuberで誤射説を説明する人がいる)

私もしばらくは誤射説信じてました。。。

以上。

最後に

30年以上前の未解決事件が解決されることは難しいと思いますが奇跡が起きてくれることを祈りたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。