2014年優勝者が失格

予選敗退

2022年6月2日(現地時間)オハイオ州にて開幕した大会、メモリアルトーナメントへ2014年覇者として試合出場を果たした松山英樹選手、9ホール終了後突然失格になった

一体なぜ…?

3番ウッドのフェース面にペンで個人的に描いた白い線がフェースの溝からハミ出しすぎてゴルフ規則4a-(3)に違反。

ゴルフ規則
プレーヤーの用具
4.1a-(1)
「ストロークを行うとき、プレーヤーは用具規則の要件に適合するクラブを使用しなければならない」
用具規則にある禁止事項
「ストロークを行うときの性能に影響を及ぼすためにクラブヘッドに異質物を付けること」

に抵触するため、故意でなくとも適合クラブとみなされない。

3Wの線は視覚的に構えやすくするために入れていたものだったが、競技委員は「フェース面の溝から大きくハミ出した線が、クラブの性能に影響を与える可能性があるため」と細かくルールについて指導。フェース面を指で触るとインクで出来た凹凸が確認でき、スピン量などに影響するとして違反の判定が下された。

米国記者のリーク?

違反が発覚したのは松山選手の10番ティオフ後。米ゴルフメディア記者のTwitter に掲載された、松山3Wの写真を見た関係者から大会側に連絡がありプレー中にツアーへ確認が入った

Jonathan Wall氏のTwitterから。問題の3W

大会関係者が詳細を確認する間、松山選手は一度クラブを預け13本でプレーを続けていた。

3オーバーで迎えた後半10番のティエリアで競技委員から指導を受けた。

ゴルフ規則
4a-(3)
ラウンド中にクラブの性能を故意に変える「プレーヤーは、ラウンド中(規則 5.7a に基づいてプレーが停止されている間も含む)その 性能特性を意図的に変えたクラブでストロークをしてはならない」

騒動について松山は、

性能を変えようとは考えておらずアドレスしたときの視覚的な問題で、構えやすくしようと思っていた

以前使っていたものはペンの液がきれいに溝に収まっていたため問題なかったけれど今回はハミ出してしまっていたため違反だった

今後気をつけていきたいです

と話したそうだ。

性能を変えようとフェースにペイントするプレイヤーはいないだろう。

競技委員側も、溝に収まる細く薄い線であればオッケーだったという見解。

写真:ゴルフダイジェストオンラインさんから。

2014年に米国で初優勝を挙げた思い出の大会をまさかアレがハミ出しただけで去ることになるとは…ショックな事件だったが今後に期待したい。

なおフェースにシールを貼ってしまうのも同じで違反対象になるらしい。(了)