日本では知名度が高くないのですが、料理人のペク•チョンウォンさんをご存じでしょうか?

日本でも料理人として有名になった方がいましたよね、活躍の仕方は似た感じですが、影響力や視聴率ではペク•チョンウォンさんの右に出る放送人は韓国ではいないという程に存在感があります。

昨年か一昨年は彼が韓国CMキングだったんじゃないかというくらいコマーシャルに登場しました。

そんなペク•チョンウォンさんをざっくり短くまとめてみました。

広く認知されたのは女優との結婚

世間一般に知られるようになったのは女優ソ•ユジンさん(女優として歌手としてマルチに活躍していた方)と2013年に結婚してからです。

ソ•ユジンさん

高校の同窓生だった映画監督の友人から紹介されたことがきっかけで知り合ったそうです。ペク•チョンウォンさんは一般人ではあったものの、飲食店の経営者としてすでに成功していました。

ソ•ユジンさんは当時人気のある女優さんで彼と年齢が15歳も離れていたため、結婚当時かなり叩かれていました。「悪い男に違いない」「きっと騙されてる」という声がたくさんあったそうです。この時ペク•チョンウォンさんは46歳、怪しく見られてしまうのも無理はないですね。

今は理想の夫婦のお二人。

ブレイクのきっかけ

2015年 インターネット放送生番組の料理チャンネルに、料理が得意な女優の夫として出演します。

独特の話術で視聴者とコミュニケーションを取り、料理の説明がわかりやすく面白く、実用的なテクニックを教える様子が万人受けして一気に人気者になります。このとき一緒に出演していた芸能人より存在感がありました。

インターネット放送をきっかけに、テレビ出演の声がかかり、番組レギュラーも次々に決まります。

“女優の夫”から完全に離れブランド化、逆にペク•チョンウォンの妻がソ•ユジン、と立場が変わっていきました。

視聴率60%をたたきだし、誰も彼には勝てない、最強の料理タレントになりました。

記事のタイトルに、「北のキム•ジョンウン、マスク歌王のキム•ヨヌ、料理番組のペク•チョンウォン」と書かれて、最終ボス的な存在感がメディアにおいて表現されました。

YouTube チャンネル開設後数日で175万人登録者になり、韓国人の平均料理スキルを上げることに貢献したと言われています。

中年から変わる人生もある

ペク•チョンウォンさんは稀有なケースではありますが、

「若くないからもうダメ」と思ってしまう方のイメージを少しでも変えられたらという動機で今回の内容をまとめてみました。

参考になる方がいれば幸いです^^