映画化もされ、知っている日本人も多い韓国未解決事件イ•ヒョンホ君誘拐殺人事件ですが、犯人に関する比較的新しい情報や新しい説をまとめてみました。
【知らないかたのために一応事件を短く説明】
身代金目的で富裕層の息子が誘拐殺害され、両親は約40日間脅迫電話などに振り回され警察は犯人を逃してしまった未解決事件。2006年に公訴時効。
【犯人が3人はいたんじゃないか説】
事件研究者が現場に両親を呼び出すときの状況等を考え犯人が3人はいたのではないかと言われてます。役割を分けると…
- 電話をかける係
- 見張りなどをする係
- 現場へ出向き手紙を置いたり、銀行へ行く係
これ納得ですね。この3人が捕まってないかと思うと韓国住人としてはいやですね。
主犯がいて他の人に指示し動かしていたのではないかと言われています。
【モンタージュの顔変更点】
事件当時銀行で引き出し担当の従業員の目撃証言により作られ映画にも出た有名な犯人モンタージュですが、現在は声の細かい分析によりこのモンタージュのアゴの構造ではあの脅迫電話の声は出ないと言われています。
↓有名な旧モンタージュ。映画にも使われた。

前はアゴが尖ってる感じでしたが分析結果、絵右側のように丸くやや口角が下がっているはずとのことです(電話の一犯人は)。
犯人は複数いたと言われてますから…このモンタージュの違いも犯人複数説を裏づけるものになりそうですね。
↓絵が下手でごめんなさい;

そして犯人はソウルや京幾道の話し方をしているため、その地方で育った人であるということもわかっています。
【警察の失敗】
警察が犯人を目前に逃してしまった日をまとめてみました。
- 1991年2月1日警察が潜伏していたがもたついて逃す。現場には20代くらいの青年が現れたとか。
- 1991年2月13日4人の警察が隠れて待っていたが現れる場所を勘違いしていた。
- 1991年2月19日お金を引き出しに銀行に現れた犯人を逃す。
これらのミスは本当に残念すぎます。
【疑わしき人物はいた?】
当時捜査線上に浮上した人がいたようです。それは被害者家族の親戚で、親戚間のトラブルがたえずお金にも困っている人がいたようです。アリバイがあり、証拠となる物が出てきませんでした。被害者家族をよく知る人物の犯行と言われるだけにこの親戚は怪しい感じがしてしまいますね。もしかしてその人が指示して人を動かしていたのかもしれませんよね(想像)。
事件発生から被害者のご家族がどれだけ疲労困憊してきたかと思うと本当に心が痛みます。
【映画のモチーフに】
事件を元に作られた映画、私も見ました^^
個人的には★★★☆☆ くらい、脚色されたあたりなどがあまり好きになれませんでした。

余談
私の小学、中学校時代の同級生に大金持ちの経営者の息子がいました。
家は大豪邸、庭にテニスコートやプールもあり、近くに住んでいた私の家とは格が違いました。でもその息子の羽振りの良さがちょっと品のない感じでした。中学生のくせにアレしてコレして…という感じで誰も文句言えない雰囲気がありました。
現在はその家は無く引っ越してしまいました。今どこでなにしているのやら。。。
事件のイ•ヒョンホ君、ありがちなお金持ちのドラ息子の性格ではなかったかどうかチョット気になります。
ブログ見てくれてありがとう!
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